報道:被害者編

なぜこんなことに…。
関係者は言葉を失った。

被害者のA子さんは近所でも評判の仲のよい家庭で何不自由なく育った。
「小さい頃から気前がよくおおらかだった」(幼なじみ談)。

「一人っ子で甘やかされて育ったから」と、自分を戒める芯の強さがあった。
高校時代の担任は、「自分の考えをはっきり言える子でした」と当時を振り返る。

大学卒業後、さまざまな職種を経験しながら、こつこつと独学で勉強を続けた。
職場に迷惑はかけたくないとの責任感から、留学準備も周囲に黙って進めていた。
「そんな素振りもなく、驚きました」(当時の同僚談)。
送別会に集まった親しい友人たちは、「何をやるかわからない」と活躍を楽しみにしていた。

アメリカでのA子さんはまさに“水を得た魚”。
英語も堪能で成績は常にトップクラス。
「アメリカ人には(ポイントが)見えていない」と鋭い切り口で意見を述べ、同級生からも一目置かれる存在だった。
努力も人一倍。勉強のある日には、「大事な仲間との食事会もあきらめるほどのがんばり屋だった」(友人談)。

A子さんのブログには充実した留学生活が綴られ、最近では「(息抜きに)日本に帰りたい」と書いていた。
将来は日本の役に立ちたいと語っていたA子さん。
志半ばにして、最も悲しい結末を迎えてしまった。

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