実習-2

たった3日間とは思えないほど、思い出がいっぱいできた。

短いつきあいだけど、みんなかわいい“ウチの子たち”。

クラスを盛り上げるのはブラジル人M。
ブロークンながらコミュニケーション能力が高い。
休憩時間も授業後も、「Teacher! Teacher!」とよく話しかけてきた。

その友達のブラジル人Eは密かに面白いことを言うタイプ。
習った文法をすぐ使うように意識していて、プラス、隙あらばジョークを言おうと意欲的だった。

もうひとりのブラジル人Eは大のサッカー好き。
忙しいなか先学期から引き続き受講していて、最近さらに個人レッスンも始めた努力家。

メキシコ人Gはあと一歩で中級というところ。
しゃべりだすと止まらない。
出身地の紹介はツアーガイドか広報担当のようだった。

同じくメキシコ人のBはとてもおとなしく、でも誰よりもたくさんメモを取っている。
話しかけると恥ずかしそうにポツリポツリ返事してくれた。

メキシコ人といえばJ。
みんなのおじいちゃん的存在。
まっすぐ目を見て”Thank you very much”と言うのが印象的。

日本人Sはクラスについていけるか不安だったが、かわいらしい雰囲気で仲間たちに助けられ、発表もちゃんと準備して上手にできた。

もうひとりの日本人Sはいろんなレベルを試し、ここが合ったらしく先週から定着した。
みんなともすぐになじんで人気者になった。

ベトナム人Kは確実に上達していて自信もでてきた。
考えながら、一生懸命話しかけてくれるので、こちらもつい一生懸命聞いてしまう。

トルコ人Dは控えめだがきちんと理解している。
いつも教室にいちばんに来る。
宿題もまじめにやってあり字がとてもきれい。
発表では母国の写真をPPTで紹介してくれた。

あっけなく終わってしまったなぁ。
そういえば日本は卒業シーズンだった。

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