いよいよスタート。
初日の見学者はTAのSとグループ長のJ。
ふたりともESLのベテラン。
というよりネイティブの前で堂々と下手な英語を教えるというのは、かなりの図々しさだと我ながら思う。
どアタマにこれまでのおさらいを入れたかったので、ここまで3週間の授業のうち3分の2を見学済み(←多すぎ)。
そのため生徒さんたちとはすでに顔見知り。
みんな朗らかでフレンドリー。
あいかわらず本人的にはガチガチの緊張だが、表向きには伝わりにくいらしい。
いいんだか悪いんだか。
テンパったまま、何とかかんとか初日終了。
そしてSとJからのフィードバック。
「…どうでした?」と恐る恐る聞くと、「自分では?どう思う?」と逆に質問された。
緊張から解放された脱力感で頭が回っていない。
「大丈夫?」と心配されてしまった。
その様子を見てかふたりとも、身に余るお褒めの言葉をたくさんくれた。
「でも…やはり予想どおりJの発言が聞き取れなかったのが反省点です」。
メキシコ人Jは年配の男性で、積極的に発言してくれるのにこちらが理解してあげられない。
見学の時も“聞き返す→聞き流す”を何度も目撃していたので、なんとかしたいと思っていたがやっぱり厳しかった。
「Jに関しては誰も聞き取れないからねぇ」とSが笑った。
Sはスペイン語ができるので、Jは必ず授業後に何か話しかけていく。
「今日は何て言って帰ったと思う?」
「“あの子はいい先生だ”って言ってたのよ」。
びっくり。
でも、ものすごくうれしい。
明日もそう思ってもらえるように、全神経を耳に集中させて臨もう。
やっぱり、先生、だねー!!!(^^)
がんばって!!!
>しー
なんだかねー。行きがかり上。