【前回のつづき】
Sさんのお宅で次女Sちゃんの観察をさせていただくことに。
研究の協力依頼書にサインをもらい、ペーパー上で使う偽名を考えてもらう。
母Yokoさん、娘Carlyと決まった。
家庭環境は“アメリカ人の父と4歳年上の姉”とだけ記載する。
まずは背景情報として、年齢・日本語を話す頻度などを聞き取り。
Yokoさんの意向で母娘の会話では100%日本語にするようにしているそうだ。
英語で返ってきた場合は言い直し。
月イチの日本語学校では英語禁止。
それだけやっても日本語を確保するのは容易ではない。
Carlyとは二度目の対面。
録音も気にせずたくさんおしゃべりしてくれるので、とてもやりやすい。
おやつを食べながら1時間弱、母娘のやりとりを見せてもらい、なんとなくアイディアが浮かんできた。
その後CarlyはSちゃんに戻り、お部屋に案内され、たっぷり遊んでもらった。
役得だなぁ。
そのうえついお言葉に甘え、夕食までごちそうになってしまった。
こっちがお礼をするべきなのに。
この観察、とてもおもしろいので、日本でも第一言語習得でやってみたい。
Aちゃんがブログに記録しているのなんかも、立派な資料になる。
最近急に言葉の数が増えたので、そのたびに記録できていないけど、たまにまとめて整理していく予定デス。
こんなものでもご参考にしてもらえるなら嬉しいです♪
>あやもん。
2歳前後で語彙が50を超えると“スパート”がかかって、
「記録するのをあきらめました」と言う母が続出するそうです。
Gくんが大きくなって見返したら母の愛に大感動すると思うよ。