survival

教育実習が始まっている。

今学期は初級を担当。
私の出番は今月下旬なので、授業内容はまだ構想段階。
見学は“学期中に3回”が規定だが、今週だけですでに4クラスを見せてもらった。
ま、趣味みたいなものなので。

上級クラスの生徒さんは、アメリカで仕事もできコミュニケーションもとれるが、さらに文法や表現力に磨きをかけるために受講していた。
能力も目的も多岐にわたる。
初級の最大かつ共通の目的は、“生活に困らないようになる”。
言ってみれば“不利益を被らないための武器”として、英語は死活問題なのだ。
言葉のために仕事に就けない場合も多い。

休憩時間にベトナム人Kが話しかけてきた。
「仕事を探している」「求人を見つけて電話番号を持っている」「連絡したいがどうすればいいか」という相談内容が伝わってきた頃には、休憩時間が終わってしまった。
気になったので翌日こちらから聞いてみると、「電話をしたorかかってきた(?)」が「連絡するから待っていろ、というようなことを言われた」「たぶん不採用だと思うからもういいんです。ありがとう」みたいなことを言った。

授業で家族の紹介をしていた。
22歳のブラジル人Mが、「お母さんは35歳」と言い、数の読み方を確認させられていた。
「お母さんが13歳のときに僕が生まれた」と、ちゃんと言っていたんだけど。

指示がわからなくて、でも尋ね方がわからなくて、不安そうな顔をしている生徒さんがいると、後ろから見ていてもそわそわしてしまう。

母国語だけで過ごせる人はたくさんいる。
そういう人はそれでいい。
運良く外国語も使えてチャンスが広がる人もいる。
そうでない人もいる。

何かできることがあるなら、できるだけのことはしてあげたい。

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