同居人の韓国人Eに、数学を教わる。
もう何週間も前から、私にとってのGREがどれだけ大変なことかずっと訴えていたのだが、Eは「心配しすぎ」「大丈夫だよ」と、あまり本気で聞いてくれなかった。
夕食の後、「数学なんて答えを見てもわからないんだよ」と言ったら、「私でわかることなら」とつきあってくれることに。
Eは今日の統計のクラスで数学のテストをラクラクこなしたというから、GRE程度の数学が難しいはずがない。
あまりの出来の悪さにとうとう、「emiは本当にアメリカ人みたいだね…」と言わせてしまった。
アメリカ人の数学と日本人の英語。
最弱のコンビネーションだ。
ともあれ、やっと私が本当に苦しんでいるとわかってもらえてよかった。
そこらのアジア人と一緒にしちゃいけません。
どんなときでも優しい我が同居人は、「前日に苦手を拾い集めて自信をなくすのはよくないよ。今日はもう数学はやめときな?」と言ってくれた。