M教授

卒業後の相談のため、M教授のオフィスを訪ねた。

私のアドバイザーは、ここのプログラムの長であるK教授
ただし今学期はヨーロッパで教鞭をとっていて不在。

来学期のコース選択の時にトラブルが発生し、困って学部に行ったら「K教授いないからなー。あとはM教授のとこぐらいかねぇ」と言われた。
たまたまその日にM教授のクラスがあったので、授業後に相談しイレギュラーの許可がもらえた。

M教授はものすごく頭が切れる。
それでいて気さくで話しやすい。
K教授をアドバイザーに持つ学生たちはみんな「相談事は今学期中に済ませるべし」と、鬼の居ぬ間を狙っている。
(K教授もいい人なんだけどすごく“権威”なんだよね。)

M教授のオフィスをノック。
なんだかアジア趣味なオフィスなのは意外だった。

授業中に発言する時と同じように、くりっとした目で覗き込むように見据えられる。
即座に内容を判断して、てきぱきとアドバイスに移る。

「H大学にいいプログラムがあるわよ」と言われ、あまりのビッグネームにたじろいでいると、すぐ見透かされて「何か問題でも?」。

「とてもそんな…」と言うと、「ここでもちゃんとできてるんだから、向こうでできないわけがないじゃない?」とおっしゃる。
その他にD大学とACTFLのリサーチを勧められ、Tさんを紹介してくださることになった。
この間わずか10分程度。

いや~かっこいいなぁ。

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