“アルバニー川岸ジャズ祭”。
訳すとダサいね。
新学期なので週末ごとに市内でいろんなイベントがある。
今日は他にも誘われていたイベントがあったのだが、ジャズ+花火ははずせない。
朝から部屋でもCDをかけて、テンションを上げてみた。
はりきって浴衣でも着て行こうかなと一瞬思ったが、夜は12℃まで下がるとのことで断念。
15時にKさんと待ち合わせ。
午前中は快晴だったのに、予報どおり雷が鳴り始めた。
空が真っ暗になってきたので急いで車に乗り込むと、案の定、数分のうちに豪雨となった。
Nちゃん宅でしばらく様子を見ていたらまもなく雨が上がったので、ダウンタウンのSさん宅へ。
そこからは歩いて会場に向かった。
“riverfront”の名のとおり、ハドソン川を背にステージが設けられている。
ビニールシートや折りたたみイスを持参している人が多い。
さっきの大雨はもうほとんど乾いていて、日差しが強くやや暑いくらい。
子どもたちは芝生の斜面をころころ転がっていた。
ステージの入れ替えの間に、座る場所を確保し飲み物などを調達。
ビールを買うのにいちいちIDが要るところは、アメリカに帰ってきたなぁという感じ。
次のステージはDiane Schuur。
グラミーを2度とっているらしい。
ボーカルはもちろんのこと、おしゃべりも軽快。
サイン入りのCDを衝動買いしてしまった。
最後の曲にさしかかった頃に、突然また大粒の雨。
あっという間に全身ずぶ濡れになってしまった。
(浴衣じゃなくてよかった)
気温もすっかり下がって寒くなってきたので、いったん会場を出てカフェに避難。
そしてまた止んだので会場に戻った。
ステージには本日のトリであるBranford Marsalis。
彼もグラミー受賞者。
こんなのタダで聴いちゃっていいのかしら。
アンコール終了と同時に花火スタート。
川向こうから巨大な光がぱっと開く。
正直、日本の花火に敵うものはないと、かなり見くびっていたのだが、大きさも色も迫力もなかなかのもの。
こうやって楽しみを混ぜながら、なんとか乗り切っていかなくちゃね。