名古屋ツアー

地元のことって、ゲストでも来ないと知る機会がない。

貴重な休みを使って、東京からYちゃんが来てくれた。
仕事でも趣味でも日本全国を飛び回っているYちゃんは、このところ年に1、2回名古屋を訪れている。
今回は何の予定もないのに、わざわざ会いに来てくれたのだ。

これまでにお連れしたのは、ベタなところで名古屋城テレビ塔万博ノリタケの森世界の山ちゃん風来坊よしだきしめん等。

今回も名古屋メシの依頼を受け、“ひつまぶし”を紹介すべく松坂屋へ。
13:30と遅めの到着だったので、は一段落して空いた頃だろうと高をくくっていた。

レストラン街に着くと“庭園”周辺に大勢が集まっている。
素通りして店の入口まで行くと、店の側面を這うようにして列ができている。
その列をずっと追っていくと、“庭園”をぐるりと一周して、また店の近くまで戻ってきている。

なんと!
さっき見た“大勢”はみんな“うなぎ屋に並ぶ長蛇の列”だったのだ。
その数ざっと90~100人。

約60分待ってお座敷へ。
基本どおり十字に切れ目を入れて、それぞれ違う味を堪能。完食。

今週末は(たまたま)名古屋のメインストリートで“広小路まつり”が行われていた。
腹ごなしも兼ね、露店や野外ライブを見て歩く。
(さらにたまたま)通りかかった神社に、お神輿が準備中だったのを覗いていたら、「まもなく広小路まつりスタートです」と放送が。
???
この露店が出ている状態がすでにおまつりだと思っていたが、どうやら違うらしい。

17時。
信号が消され車両通行止め開始。
歩行者天国となり私たちも車道へ。
同時に“みこしクイーン”たちを載せた“昇竜みこし”が、ワッショイ、ワッショイと出てきた。

まもなく西の方から、バトントワラーズやマーチングバンドが続々やってきた。
後ろ髪を引かれながらも、地下街で軽くショッピングをし
次の目的地・名古屋港へ移動。
イタリア村でカフェに入ったら、生演奏の真ん前の席に通された。
カンツォーネなどを聴き、締めは(これまたたまたま)やっていた花火。
ほろ酔いで滞在先であるホテルに帰り、マッサージを呼んで疲れをとる。

観光地でもないし、知識不十分の失格ガイドだが、たび重なる偶然に救われ、私も旅気分を満喫。

「名古屋ツアー」への2件のフィードバック

  1. ところどころで【巻き込まれ体質】を思い出させるエピソードを拝読でき、『やはりemiさんだわ~』と思いました。たまたまっていうのがいいよね♪
    それにしてもテンコモリの内容でしたね、お疲れ様(^o^)

  2. >あやもん。
    【巻き込まれ】、忘れてた!!
    そうかぁ~体質じゃしょうがないねぇ。

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