脳学者・茂木健一郎氏の、「セレンディピティ」について。
運のいいやつ、悪いやつがいる。
偶然で動くものごとがある。
「今日はツイてる」とか「風が吹いてきた」と言う。
おもしろいと思ったのは、それが“能力”で左右されるというところ。
それなら努力の介在する余地がありそうだ。
茂木氏によれば、「日頃から、常に問題意識を持ち、質問を発しているかどうか」によって、その能力が高められるらしい。
アンテナを張る、というようなことだ。
“つまり、おみやげ上手だな”と思った。
旅先で、ある人にぴったりのおみやげを発見することがある。
偶然の産物のように見えるが、実はそうではない。
旅の計画すらないうちの、なんでもない会話の中で、その人の好みや欲しいものの情報を収集し蓄積して、旅に出ている間じゅう、無意識にそれに相応しいおみやげを探しているのだと思う。
いやむしろ見つけたものがある人を想起させ、結果、ぴったりのおみやげになる。
そこにもともとあるものが、見えるようになるチカラ。
「早く見つけてくれよぅ」と言う声が、聞こえるようになるチカラ。
というようなアイディアに出会えた偶然に感謝。
と同時に、誰かにセレンディピティを感じてもらえるような人になれたらいいなぁ、とも思う。
初めまして。
セレンディピティという言葉について、私もブログで書いてみました。
いろんな分野でこの言葉が広がってきていますね。
BYマーヒー
>マーヒーさま
コメントありがとうございます。
“ご縁”を大事にする日本人にはこの感覚がすとんと理解できるんだと思います。
インターネットのおかげでより広範囲にご縁が結べるようになりましたし。