夏季限定同僚のMさん+Wさんとランチ。
グルメなMさんの情報量にはいつも驚かされる。
そして何より感心するのは、その情報が正確に蓄積され、引き出しがすぐに開くことだ。
ちょっと不便な職場に派遣されたのをチャンスに変えて、“気になるお店”を掘り起こしては、ランチタイムを利用して足を運ぶ。
評判のよいお店は実際に行ってみたいし、おいしければ人に薦めたいというのがMさんのポリシー。
今日の“呆喰亭 信夫”は、ずっと前から知ってはいたが、たまたま帰り道に発見してすぐランチを試し、味も雰囲気もよいので、と、私とWさんを連れて行ってくれた。
まずいものが出てくるわけがない。
常に新しい情報を求め、会社帰りに同じ道を通らないという心がけといい、お店の人と積極的にコミュニケーションをとる姿勢といい、取材人として不可欠の素質を持ち合わせている。
グルメ本やサイトを立ち上げたら絶対売れるのに、本人はウェブの口コミも読むだけで書くことはなく、「身内に薦めるだけで満足」と言う。
もったいない。