ゼロの日

通勤途中で、いつも無視する信号がある。

うちから最寄の駅までには、信号が2つある。
ひとつめは渋滞の名所でもある矢印つき信号の大きな交差点なので、誰もが信号を守る。

ふたつめは駅までもう少し、というところにある、一方通行を渡る小さな横断歩道。
昔は信号機がついていなかった。

大きさに関係なく交通法規は守ってしかるべき。
ではあるけれど、オトナは、特に朝の忙しい時には、左右の安全を確認して渡ってしまう。
(ちなみに私は子どもがいるときはきっちり止まる。)

今朝はそこに警察官がいた。
後で聞いたのだが、交通事故ゼロにかけて、ゼロのつく日は警察官が交差点に立つらしい。

めったに車の通らない横断歩道で、毎日みんなが無視して渡るのに、今日は赤信号で止まっている。

おかしな発言であるのは百も承知だが、私はそういうのは好きじゃない。
警察官がいる日だけいつもと違うことはできない。

で、カツカツと渡った。

警察官の方が驚いたように、「おねえさん、おねえさん!」と呼びかけた。
振り返ると、「信号、守ってね」と言われた。
うん、やっぱり立場上、見過ごすわけにもいかないだろうしね。

は~い、と言ったもののもう渡り切ってしまった。
戻るわけにも行かず。
今日のところはゴメンナサイということで。

どの信号も必ずきちんと守るべきなのかなぁ?
結論をまだ迷っている。

「ゼロの日」への2件のフィードバック

  1. 信号を守らない国もたくさんあるからねぇ。しかぁし警察官がいてもいつも通りに渡る、ってポリシーは好きよ。でも車運転中はだめよ。(^^)

  2. >acha
    外国で許されるからいいってもんじゃないとは思うけど
    わざとらしいっていうか白々しい“ルール遵守”ってのは恥ずかしいんだよね。

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