銀行口座を開設。
まだやってなかったの?とよく言われる。
普通は到着早々に開設するものなのだが、KY時代に車を売ったお金が現金で残っており、困らなかったために機を逃した。
授業料を納める時に開けるつもりだったが、クレジットカードの限度額が足りてしまい、またもや見送り。
日本の口座もATMで使えるし、オンラインで操作できるし。
というわけで日常生活上は口座がなくても全然いいのだが、近いうちに車を買うことになり、免許もそのうちとるだろうから、口座が必要になった。
さっぱりわからないのだが、とりあえずNY州での運転は国際免許ではなく日本の免許で可能。
でも身分証明とか自動車保険のために、たいていはみんなこっちの免許をとる。
で、免許をとる際にパスポートや学生証、銀行口座などを証明書類として提出する。
そんなわけでキャンパスセンター内の銀行へ。
覚悟はしていたが、大変ゆったりとした手続きだった。
まずパソコン画面でマニュアルを呼び出し、「え~っと、ここをクリック…?あら?違った?」という感じで始まった。
机の下からどでかいファイルが登場し、それもはさんであるだけだから、当然ばさばさーっと広がり、「もう紙が多くていやんなっちゃう」とか言いながら、必要な書類を探す。
名前を記入したところで数秒止まり、「ちょっと待って」と言って、パソコンのマニュアルからプリントアウト。
“銀行 タロウ”さんの見本と照らし合わせながら、記入再開。
テラーのLは朗らかでとてもいい人だった。
私の眉がとても気に入って、この手続きの間、「どこのお店?え、自分で?どうやって?」などなど質問攻めだった。
待っている間に、窓口の後ろでお札を数えている人を観察。
日本の銀行員は確か扇型に開いて、数枚ごとに指を入れていくよね?
ここの銀行員は左手に持った札束を右手でじゃっじゃっと引き抜いて数えていた。
お札の紙質もサイズも違うので、数え方も違って当然だが、銀行ごとに違うのかもしれないし、ひょっとしたら決まった数え方はないかもしれない。
今度は違う銀行に行って見てみよう。