いよいよ今日は、第二言語学習(L2)のプレゼンテーション。
思い返せば1月の初回の授業。
プレゼンの説明とともに、3人ずつのグループに分けられた。
後でわかったことだが、このクラスのメンバーのほとんどが先学期にK教授の授業を取っており、この時点でプレゼンのグループ分けがあるという情報がすでに出回っていた。
つまり、ほとんどのクラスメートは事前に、一緒のグループになるよう打ち合わせ済みだったのだ。
そんな中でひとり、初日の空気に完全に飲まれていた私は、プレゼンの趣旨となる論文の説明もろくに聞き取れない状態だった。
それを知ってか知らずか、唯一の知り合いである同居人Rが「この論文が来たら手を挙げて」とサインをくれた。
なんだかわからないが”OK”のサインを返したものの、手を挙げるタイミングが遅く(いかにテンパっていたかという証拠)、他の人が入ってしまった。
Rと同じグループになれなかったショックもあり、残りの論文の説明はなおさら聞き取れない。
あっという間に最後の論文になり、選択の余地なく最終日のプレゼンのメンバーになった。
悔やんでも仕方がないが、その後クラスメートともRともどんどん仲良くなり、「同じグループでプレゼンできていたら」と何度も思った。
論文のテーマは「第3文化(Third Cultures)」。
チームメイトになったのはBとMというアメリカ人。
ミーティングの日程を組む3月末までしゃべる機会もなかった。
今月に入ってから4回のミーティングとメールでの意見交換を行った。
それぞれ個性は異なるが、3人共通の意見は「論文が抽象的で非常にわかりにくい」+「聴衆を退屈させないようにしたい」。
あれから3ヶ月。
K教授のハンガリー訛りは今や愛くるしいほど。
久しぶりのスーツとパンプスで背筋が伸びる。
心配していた土壇場の機器の不具合もなく、緊急用のOHPやプリントは使わずに済んだ。
途中で笑いが起きたり、熱心にメモをとってくれているのも見られた。
最後にディスカッションを付けたのはちょっとした賭けでもあったが予想以上の反応。
「今まででいちばん良いプレゼンだった」等々、お褒めの言葉を頂戴し、チームメイトとハイタッチをした。
すべてのことは、神様が決めた必然。
emiちゃんの期待通り、鍛えられて、成長につながったじゃない!
>acha
ありがとう(涙)。
今はペーパーに埋もれて苦しい時期ですが乗り越えなければ。