クラスメートのSとMの授業を見学させてもらった。
Sは上級クラス担当。
留学生が上級クラス?!と最初は思うが、授業はテクニック次第である。
テレビについてのディスカッションと、ディベートをさせてうまくまとめていた。
続いてMの中級クラスへ。
老後の計画でこちらもディスカッション。
準備に時間をかけたんだろうなぁと、努力の跡が垣間見える授業だった。
クラスメートはほとんどが公立の教員なので、授業もどちらかというと学校風で、なんとなくなつかしかった。
後で気づいたが、学校というところの授業にはレベル分けがない。
そして年齢差もない。
なので学校での経験と、ここの生徒事情はかなり異なるわけだ。
そういう意味では、いろんなところで教えた私には大きなカルチャーショックはなかった。
ただし、生徒が多国籍なので、中級以下になると生徒のお国なまり(アクセント)が強く、発言を拾うのが大変そうだ。
日本人相手だと超初心者でもちゃんと聞き取ってあげられるのにね。
来学期からは私もクラスを担当することになる。
見学だけでもじゅうぶん緊張感が伝わってきていたので、自分の時はえらいことになるんだろう。
でも教える緊張感って病みつきになる。
憂鬱でもあり楽しみでもあり。
自分の授業を人に見られるのはあんまり気持ちよくないけど、人の授業を見学するのは勉強になるよね~。
初心者にかみくだいて説明するのは、ある程度できる人に教えるよりも難しいと思うなぁ。レベル差への対応は、私も暗中模索中。
>acha
そう、勉強になります。だから見学も毎学期必須なんだよ。
私は初心者好きなので初級と中級を取ろうと思ってるんだけど、↑に書いたとおり
生徒の発話が拾えないのは初めての経験で結構ショックだったよ。
実習は5回完結なので慣れて聞こえるようになる前に終わっちゃうだろうしね。