初寄席

新宿末廣亭に行った。

ぽっかり予定があいたので、多趣味で休暇不足のYちゃんに「あなたならどうする?」と聞いたら、やまほど提案が返ってきた。

歌舞伎や中華街もよさそうだけど、未体験の寄席をチョイス。

ぴあで調べたら、“昼の部12:00~16:30”とあるので、途中でも入れるか電話で確かめると、問題なしとのこと。
伊勢丹で地上にでて、末広通に入ったらすぐのぼりが見つかった。

観光客丸出しで外観を写真におさめ、“入場券売場”と書かれた窓口を覗く。
おじさんがチケットの束に定規を当てて切り離す。

中央にはイス席、両脇に畳の桟敷席がある。
舞台はちょうど奇術が始まったところで、イス席の通路側が埋まっていたためか、係員が桟敷席をすすめてくれた。

裏から引き戸をそっと開けて、舞台右手の桟敷に上がった。
靴は前の木箱に入れる。
思いがけず舞台も客席もバランスよく見える場所に陣取った。

飲食も出入りもかなり自由奔放。
いままでに行ったことのある劇場は、どこもかたっくるしいのばかりだったなぁ。

まもなくミニ休憩。
売店では師匠がたのグッズも売っているらしい。
学生時代よくテレビの収録には参加したが、落語も漫才も俗曲も、生で見るのは初めて。

ネガティブでシュールな落語家さんがいて、気になって後で名前を調べたら、Yちゃんイチオシの古今亭寿輔さんだった。

今日は昼夜の入れ替えがなく、つまり9時間いてもいいわけだ。
客を回転させないのはなにも最近のビジネスの傾向じゃなかったよ。

おじいちゃんが、「いやぁ久しぶりに腹から笑った」と言っていた。
私たちの世代は普段から劇物に近い笑いに慣らされているので、こういう無添加の芸は正直ちょっと物足りないが、でも体によさそうな感じはあった。

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