和英そっくりパターンで、だまされやすい人=sitting duckという表現があるらしい。
人を信用する心は美しいが、時にそれは油断やスキとなり、悲しい結果を招いてしまう。
先日からある相談を受けていて、机上では埒が開かないので、今日は真相を確かめるべく、相談者と相手に直々に会うことになった。
他人事に首を突っ込んだりなどしないのだが、今回ばかりは行きがかりでそうなった。
うまい話だと思って乗るか、うさんくさいと思って手控えるか、自由には違いないが、リスクを負わせる側には説明責任というもんがある。
それを怠ることを詐欺という。
「自分だけはだまされない」などと思うほどあぶないことはない。
とはいえ人間不信ではダメ。
でも警戒心ゼロというのも、やっぱりダメなんだよなぁ。
いつでも誰でもカモになり得る。
ただ、なりやすい人とそうでない人がいる。
私は後者だとよく言われる。
本当のところはわからない。
が、友達も家族もそう簡単には手伝ってくれないのに、赤の他人が無償で…なんて警戒せざるを得ない。
こんなふうだから、道端で配られているティッシュも、めったにもらえないのかな。