登山やマラソンにたとえる人が多いけど、ワタクシ的には人生=黒ひげ危機一髪のイメージ。
首が飛ぶとかいうことではなくて、タルの方。
知らないことだらけで生まれてきて、“経験”の剣を1本1本さして埋めていく。
おとなになるとぐるっと一周、ある程度埋まったように見える。
が、よく見ると、トラブルの穴があいているので“知恵”の剣をさしこむ。
不安の穴があいていて“勇気”の剣をさしこむ。
嫌悪の穴には何種類か試してみたが、いちばんしっくりいくのは“許し”の剣かもしれない。
さしてもさしても、穴は思わぬところにあいている。
もう埋まったかと思った途端、お、またこんなところにこんな穴が。
なるほど。
苛立っても怖がっても、逃げれば穴は埋まらないので、仕方なく新しい剣を用意する。
1本でも多くの剣をさしこみ、キメの細かい人生にしたいと思う。