岐阜県美濃市の「あかりアート展」へ。
とてもよかった。
ぜひ生で見てほしい。
誘ってくれたHちゃんは万博で作品の一部を見たそうで、灯ったところが見てみたいので、とのことだった。
一方私は「あかりアート」?美濃市ってどこ?和紙?と予備知識ゼロ。
Hちゃんの愛車に乗っかって、「うだつの上がる町並み」についてのレクチャーを受け、ナビで美濃市の位置がぼんやりわかるというおんぶにだっこっぷり。
到着したころには日も暮れかけてちょうどいいかんじ。
「会場」と名づけられた通りに入った途端、その異空間にすぅっと吸い込まれた。
和紙からもれるあかりのほわ~んとしたやわらかさで、そこに流れる時間もゆるんでいるようだった。
素材もテーマも共通しているのに、ふたつと同じ印象の作品がなく、ちいさな町のたった2本の通りを飾る数百のあかりに囲まれて、気づいたら4時間も過ごせてしまっていた。
人手も多く会場は混雑していたけれど、みんな気持ちが落ち着いているのか、お互いにやさしくなっているような気がした。
あかりのフェロモンはすごい。