暖秋

この秋はやたら気温が高い。

先月は、下旬に突然暑くなり、9/24―27は4日連続で「その日の史上最高気温」を塗り替えた。
秋の始まりと同時に89-91F (32-33C)と夏のような気温に達したので(参照)、結構話題になっていた。

今月は、一瞬氷点下になる日もあったけど、そのときに入ったはずの暖房はいつの間にか止まっていた。
昨日は75F(24C)で「史上最高気温」を塗り替えていたらしい。
平年なら57F(14C)前後だそうだから(参照)、まあそりゃ大変な暖かさなわけだね。

が、話題にはなりにくい。
「言われてみれば、マイルドかもね」ぐらい。
検索して、南カリフォルニアが猛暑に襲われているニュースの端っこにいるのをやっと見つけた。(参照

そりゃそうよね。
「最高気温を塗り替えた」といっても、先月のように暑くてぐんにゃりしていたわけじゃないから、正直、気づいてなかった。
たまたま気温を見て、その横に「最高記録(2017)」とあったからわかっただけ。
ついでに今月は8日にも「史上最高気温」を叩き出していたようだけど、これなんかは「はて、そんなに暖かかったっけね?」ってな感じ。

結局、記録や数字じゃないのよね。
肌感覚というか、ショック度というか。
快適はニュースにならないってことかしら。
そう考えると、なんとなくモヤモヤしてきた。

ふと、先日の選挙で69歳にして初めて立候補したジャーナリストのことを思い出した。
落選が決まった後の選挙事務所が、なんだか清々しくて温かくて、印象に残っていたのだ。

「勝たなきゃ意味がない」というのも、わからなくはないけどね。
私のように勝負事や金儲けと縁のない人は、とことん甘っちょろいままで行ってもいいんじゃないかと思う。
華々しく、ニュース性にあふれ、派手で騒がしいことは他の人たちに任せておけばいい。
なんでもなく、放っておいたら見逃してしまうようなことほど、快適だったりするのだ。

「極善でも極悪でもない、いわゆる普通の子が、ひっそりと自己ベストを出した」というようなことに、ちゃんと気づいて、ちゃんと感動できる人でありたい。

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