卒門間近

お稽古が最終段階に入ってからというもの、緊張感が半端ない。

4月から始まったお稽古はいよいよ最終局面。
残り1ヶ月を切ったあたりから、“卒門”に向けてのスケジュールや溜まっている回答の催促や、いろんなお知らせがじゃかじゃか届くようになった。

どういう理由でそんな不思議なシステムをとっているのかわからないのだが、この“お教室”では個人間のやりとりが一切できない。
誰かが誰かに宛てたメッセージは、すべて、もれなく全員と共有される。

なのでたとえば回答が遅れている人宛てに、「XXさーん!お返事ください!」とか、「今ならまだ間に合いますよ!」とか「1日1回答のペースでいけば大丈夫!」とかいう発破かけが送られると、それが私のもとへも届く。
で、私は緊張してきちゃう。
びっくりマークって、ろくなことないよね。
そして、「もうダメだ。『間に合う』なんて信じられない。きっと間に合わない。間に合うわけがない。」と思っちゃう。
「いや別に卒門できなくても生きていけるし」「てか、どうせ間に合わないなら、いっそここで…」とさえ思っちゃう。

私はぜんぜん遅れていないし、返事もしているし、たぶん4日に1回答ぐらいのペースでいい状態なのに。

でも、そんな反応を示しているのはどうやら私だけらしい。
世の中の“普通”というものは、あいかわらずさっぱりわからん。

呼びかけられている当の本人たちは、依然として返事をしないか、「絶対に間に合わせます」「これから1日2回答で行きます」等、一点の曇りもなく、やる気に満ち満ちていて、超前向きで元気いっぱいかのどちらか。
私以外の呼びかけられていない人たちは、特に気にせず、今までどおり淡々と、という感じ。

うーむ。
文化の違いでしょうな。

実際、今週に入ってからものすごい巻き返しや追い上げを見せる人が複数いて、お教室はにわかに活気づいている。
華々しいフィナーレを目指して、駆け抜けるのみ。
「勝てる気しかしない」って、たぶんこういうこと。

ラスト10日、残り2題。
「必ずや追いつきます!」宣言をした人は、現時点で残りが何十あろうとも、きっと本当に追いついて、締切までに全問回答し、見事に卒門するのだろう。

一方、入門から3ヶ月半の間いたって順調だった私は、ここから突然失速し、最終的にはなんらかの事態に巻き込まれ、最後のお題の回答がギリギリアウト。
パソコンが壊れるのかネットがつながらなくなるのか、高熱を出すのか。
まさかの不達成。
負ける気しかしない。

そんな結末の、うさぎとカメが出てくる物語、あったんじゃなかったっけ?

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