旅のまとめ

両親の、アメリカ旅のまとめ。

父にとっては初めての、母にとっては6年半ぶりのアメリカ。
いろんな場所で、いろんなことができた。

記録しないうちにずいぶん時間が経ってしまったので、それを逆手にとって、時間を置いて、いわば経験がある程度沈殿した今だからこそ見えてくる、それぞれの印象に強く残っているらしいエピソードをまとめてみよう。

印象に強く残った事柄として、父の頭にまっさきに浮かぶのは、どうやら「地下鉄の改札」。
あの、磁気のとこをシュッとやってバーをぐいっと押す、一連の動作が苦手だということが発覚した。
次は、「乗り継ぎ空港」で、思いがけず両親とも車いすに乗せてもらい、スピーディーな移動ができたこと。
ま、思い出は人それぞれだからいいけど、それにしても、そこ?というのを選ぶあたり、実に父らしい。
その後ようやく、ヤンキースタジアムとか、友人宅でのバーベキューとか、どうにか観光客らしいアイテムが登場する。

母のいちばんは、「母の日クルーズ」。
瓢箪から駒でうまいことスケジュールできて、そしてお天気もまずまずで本当によかった。
そして、「友人宅での韓流ディナー」、「ジェラートリベンジ(参照)」、「フォンデュ」など、食べ物系が続く。
そういえば、この旅のせいでうちの両親はすっかり「アメリカは何を食べてもおいしい」という誤った認識を持ってしまった。
おいしいところばかり厳選して連れて行ったのが裏目に出たな。
それから、「停電」。
で、たぶん「フリック・コレクション」。

「自由の女神とかエンパイアステートビルとか、野球殿堂博物館とかの、ベタなのは?」と尋ねると、「まぁもちろんよかったけど、上位には来ないなぁ」ってな感じ。

で、結局「静かな我が家で、庭を眺めながらのんびりできたこと」がいちばんだったみたい。
まぁね。

私は私で、いつもの風景に両親がはめ込み写真みたいに収まっていたり、ドライブ中は「車外はアメリカ、車内は日本」だったり、「家族」という単位でアメリカの人々と接したり、いろいろと不思議でおもしろかった。
両親が手をつないでマンハッタンを歩く、父がうちの庭のベンチで本を読む、友人と父が卓球のラリーを繰り広げる…など、お宝画像がいくつも撮れた。

州庁舎やキャンパスなどの連れていきたかったところ、いつもお世話になっている会わせたかった人たち、焼きたてクロワッサン朝食など食べさせたかったもの、どこまでも広がる大地や星空などの見せたかったもの、買い物や洗濯など一緒にしたかったこと、などなどなど。
2週間、私の提案することすべてに賛成し、二人とも滞在中一貫して「やってみる」という姿勢で、時に迷子になって余計に歩かせてしまっても文句のひとつも言わず、終始とにかく超協力的でいてくれた。
大切な友人の“お仏壇”の前で手を合わせてもらえたのもありがたかった。

おかげで出発前に設定していた「安全で楽しい旅」というゴールはらくらくクリア。
帰国後は、アメリカやニューヨークに関する情報の捕まえ方が明らかに以前と違う。
きっとより身近で、リアルに感じられるようになったんだろう。

よかったよかった。

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