景色

久しぶりに、カメラを持ってゆっくりお散歩。

一段落ついた、日曜のお昼。
そのまま別の作業に取りかかるつもりだったけど、リビングから見える黄色い葉っぱの木があまりにも神々しく輝いているので、外へ出てみることにした。

で、なんとなく湖の方へ。
岸辺にしゃがんでぼーっとしてみる。
水面がキラキラ輝いてまぶしい。
どぼん、という音がしたので目をやると、duckの団体が。
どぼん。
ばーしゃばしゃばしゃばしゃー。

で、なんとなく湖を一周。
紅葉のピークが来て、過ぎていったのは知っていたけど、出られないときは出られないんだから、しょうがない。
脱ぎ散らかした木々の間を、カサカサ言わせながらわざと大股で歩いてみる。

立ち止まって写真を撮る。
犬やちびっこが後ろを通っていく。
歩きだす。
ジョギングする人たちに抜かされる。
車が走っていく。
おばあちゃんのペアの後ろにつく。
若いカップルとすれ違う。
Duckのカップルを見かける。
いつものベンチがやけに低い位置にあるなぁと思ったら、水かさが増えているのだった。

この景色を、私はいま見ているのだろうか。
それとも、思い出しているのだろうか。
思い出しているのだとすると、それはいまより前の景色だろうか。
それとも、いつか思い出すことになるいまの景色だろうか。

過去は現在になり、現在は過去になり、未来は現在になる。
その境目がわからなくなって、一瞬不安になって、すぐにどうでもよくなる。

わかったつもりで、わかっていないこと。
たどりついてみないと見えない景色。
たどりつく前は「見たことないけど、見なくてもだいたいわかる」なんて思っているけどね。
なーんにも、わかっちゃいないのよ。

これからどうなっていくのかはわからない。
でも、こんな穏やかな日曜の景色を思い出す「いま」に、また会えるといいなと思う。
それができたら、それでじゅうぶん。

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