Red Flag Warning

ニューヨーク州東部にRed Flag Warning(山火事警報)が出ている(参照)。

Red Flag Warning とは空気が乾いていて風が強く、火が燃え広がりやすい状態のときに発令されるもの。
消防署などは特別体制を敷いて備え、一般人は焚き火やバーベキュー、タバコのポイ捨てを控え、燃えやすいゴミ等は片付け、万が一に備えて緊急車両が通りやすいように考えて駐車するなど、注意が出される(参照1 参照2)。
ここ数日、Fire Weather Watch (火災注意報)が出ていたが、どうやら警戒度が上がってRed Flag になったようだ。

山火事といえば西海岸、というイメージがあるが、実はこうしたWildfire への警戒はアメリカ全土にある(参照)。

それはともかく。
「Red Flag」+「Warning」って。
「頭が頭痛」「机の机上」的な感じしない?
「Warning」は火災に限らずみんな「Red Flag」でしょ。
それに、Fire Weather Watch の進化版ならFire Weather Warning じゃないの?
“Fire” の要素がなくなって、「警戒警報」になっちゃったら、何が危ないのか伝わってこないじゃん。

と思って語源や由来や名付け親の情報を探し回ってみたが見つからなかった。
こういう緊急性が高く、人命にかかわるような用語は、その定義(警報の場合は発令の基準)や注意事項についての情報がコピペ的に大量に出回っている反面、言葉自体を掘り下げた情報はとても少ない。
さらに検索という点でも、「Red」も「Flag」も「Red Flag」も「Warning」もありふれた語なので、たとえ「Red Flag Warning」という語に関する解説がどこかにあっても埋もれてしまって見つかりにくい。

「言葉の意味とか、そんなこと言ってる場合じゃない」ってことなのかしらね。
でも、言葉が気になる族ってのは、どんな場合にも言葉が気になるものなのよ。

ちなみに日本語の「山火事」はちゃんと解説があった。
「山」と言っても「Mountain」のことではなく、「森林」「山林」「林野」を含むエリアを指しているらしい(参照)。

【追記】
これを読んだ気象学者のNさんが同僚たちに聞いてみてくれたが、みんな由来を知らないばかりか、名前の違和感に対しても「言われてみれば」という感じだったらしい。
なるほど。

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