記憶

SさんとNYCのカフェで待ち合わせ。

後ろの予定が前日になって東から西へ急に変更になったので、私たちの待ち合わせ場所も急遽変更となった。
が、そこはNYC在住歴が長く、ガイド慣れしているSさん。
はいよってな感じで選び直してくれた。
地図を見て場所を確認し、メニューやレビューを読む。
さすがSさん、おしゃれな人気店。

指定されたカフェに着くと、Sさんはすでにお店の外のテーブルに座っていた。
中は混んでいる上、冷房がキツくて居られないらしい。
お天気も良く、涼しくて爽やかな日なので外で問題なし。

では何か買ってくるよ、と言うと「あ、よかったらこれ飲んで」。
お店の手違いで、Sさんが頼んだドリンクが2つできちゃったのだそうだ。
それはそれは。
というわけで私は店内に入ることなく、そのまま着席。

さんざんおしゃべりして、そろそろ次の予定へ、となり、トイレを借りるため、いよいよ店内へ入った。
混み混み。
トイレも並ばないと使えない。

並びながらふと目の前の壁を見ると、お店のPassion が書いてある。
文字があれば読んじゃう病なので、当然、読み始める。
We are passionate about bringing teas directly from growers around the world…
で、気づいた。
私、ここ来たことある!

それをきっかけに、いつ誰と来たのか、どんな話をしたか、ぶわっと一挙に思い出す。
思い出した上で改めて店内を見渡してみたが、うーん、やっぱり見覚えはない。
テーブルに戻り、Sさんに報告。
「えぇ?店名とか、場所とか、建物とか、他にピンと来るところはなかったの?」
全然。
「なのにテキスト読んで思い出したの?」
うん。
しかも前回私をここに連れてきたのは、Sさんの友人のMさん。
「あ、Mはこのあたりに住んでたからね。間違いないよ」。

そして後日、このエピソードをMさんにも報告。
Mさんからも「間違いない」というお返事をもらった。
ちなみにMさんは建築家なので、私が建物に見覚えがないというのは理解不能だろう。

文字があったら読んじゃう病どころか、読んでおかないと何も覚えておけない病だ。
私の記憶は文字列と会話、つまり言語に相当頼っているだろうと思ってはいたけど、今日は改めてそのひどさを確認した。
とほほ。

「記憶」への2件のフィードバック

  1. 私はカメラマンと組んであちこちに出張する仕事が多いんですが、カメラマンの場合は emi さんとまったく逆で、テキストで記憶にとどめるということがほとんどないようです。
    現地に着いて景色や家並み、建物、人の顔などを見て、初めて 「あ、ここ、来たことがある!」 となることが度々です。地名なんぞは、県名や有名な観光地でないと、まったく記憶に残らないようです。
    私は、これを 「ビジュアル記憶派/テキスト記憶派」 と呼んでいます。

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