It Can Wait

書くの忘れてたのを思い出した。
「TEXT STOP」のこと。

Text とは日本で言うショートメールのこと。
メールアドレスじゃなくて電話番号宛に送るやつね。
アメリカに住む日本人同士は普通に「あとでテキストするね」のように言ってしまうが、これ、日本では通じないよね。
日本ではショートメールもEメールも「メール」で区別がないようなので、“正しい”日本語的には「あとでメールするね」でしょうな。

それはともかく。

運転中にText をするのはとても危ない。
「危ないよ」ってことはいろんなところで言われている(参照1 参照2 参照3)。
でも、わかっちゃいるけど止められない人が多い。

で、ニューヨーク州では去年の9月から高速道路上に「Text Stop」が設置された(参照)。
Service Area、Rest Area などの休憩エリアを”Texting Zone” として、ドライバーに“メール休憩”を取るように勧める試み。
「運転中にText が入っても、すぐにチェックするのではなく、次のTexting Zone まで我慢しなさいよ」ということだ。

おもしろいなと思うのは、その案内標識。
「TEXT STOP 5 MILES(メール休憩場所まで8km)」は、まぁそのまんまだけど、これと合わせて「IT CAN WAIT」と書いてあるのだ。

「IT CAN WAIT」はもともと電話会社のAT&Tが2009年に始めたキャンペーンの名前だったが(参照)、いまや運転中のText を止めさせるための合言葉としてすっかり定着している。
というわけで案内標識にまで採用されている。

日本語に訳すなら「今じゃなくて大丈夫」ぐらいかしら。
「気にすんな、いいから待たせとけ」ってことね。

これ、運転中はもちろんだけど、それに限らず、現代人はときどき唱えた方がいいよね。
あれもこれもとバタバタしっぱなしの大人たちも、既読がどうのこうのと面倒くさい文化を作っている若者たちも、必死で追いかけたり、じりじり待ちわびたり、焦ったり慌てたり、うんざりしたり疲れ果てたり、いろいろしてるようだけど、実はそれ、一刻を争うような内容じゃないでしょう?
命をかけて対応しなきゃならないほど重要なものじゃないでしょう?

不幸の正体は優先順位の誤りってパターン、多いからね。
気をつけましょ。

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