マニュアル人間

コーチングの業務マニュアルを作り始めた。

バイト、派遣、社員としていろんな会社でマニュアルをもらった。
英語を教えていたときにも、Instructor’s Manual というのをもらった。

私は、文字があれば読んじゃう病なので、マニュアルももらったら隅々まで読む。
そして、きっちりマニュアルどおりにやる。
やっていれば自然と私の個性が出てきて、例外やプラスアルファも生じるが、基本的にはマニュアルどおり。
それが私には快適なのだ。

ところがアメリカに来てからというもの、ここ8年ほど、マニュアルと縁がなかった。
それですっかり忘れていたのだが、コーチ研修で久しぶりにマニュアルをもらって思い出した。
そうだ、私はマニュアル好きの、マニュアル人間だった。

私が提供している英語・英会話コーチングにはマニュアルがない。
私が勝手に考えて作ったプログラムだから、マニュアルがないのは当たり前。
さらに、受講生一人ひとりが違い、変化し、二つと同じセッションがないというナマ物を扱っているのだから、マニュアルなんて作りようもないと思っていた。

が、よく考えてみると、そんなことはない。
特にプログラムの初めのうちは、共通して行うことも多いし、最初の課題に入るまでの説明手順や、「やること」「用意するもの」などはリストにできる。
マニュアルがあれば、伝え忘れや混乱を防ぐことができるし、セッションの準備も効率よくできそうだ。

というわけで、マニュアルを作ってみることにした。
私の、私による、私のためのマニュアル。

作ってみると、結構大変。
過去にもらっていたマニュアルのありがたみがわかった。
そして作りながら、業務ごとの目的や手順が整理され、無駄が見つかったり、新たなアイディアが湧いたりして、思いがけない発見があった。

実際のセッションを一つやれば、その時の流れや受講生の反応によって改善点は無限に見つかるので、マニュアルは永久に完成しないし、やっぱりナマ物を扱っている以上、すべてをマニュアルに書き入れることは絶対に不可能なんだけど、だとしても、マニュアル化しておくことには意味がありそうだ。
たとえば将来、私以外の人がコーチングを始めるときに使ってもらうこともできるかもしれないし。

ゴールはないけどスタートを切ってみる。
そういうのも、アリだろうから。

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