センター試験2014

毎度おなじみ、センター試験・英語だけ。
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筆記は難度としては例年並みだと思う。
「取り除く」とか「この後を予想」とか、新形式がちらほら。

こういう新しいタイプの問題を導入する場合、最初の年の問題がやけに易しいのは気のせいかしら。
そこはかとなく過保護感が漂う。
慣れない形式に受験生が戸惑うことを考慮して、あるいは「新形式のせいだ」と抗議されることを恐れて、得点を取りやすいように配慮したり…なぁんて。
もしそうなら、試験ってなんだっけ?ってことになるよね。
それに、もしそうなら、いっそ試験前に「こういう新しい形式で出題します」と公表して、例題でも予想問題でも提供して、「新形式による混乱なんて言わせないぜ」という姿勢を見せる方がまだマシだと思う。

あいかわらず算数をちょいちょい入れてくる。
英語の試験なのに。
そして、難しい語の意味を問うと見せかけて、実は文脈に合うフレーズを探せばいいだけっていう問題も健在。
これ、穴埋めと変わんないよね。
ま、でも毎年欠かさず出すってことは、よっぽどお気に入りなんでしょう。

リスニングは例年並み~ちょい難化、ぐらいかな。
年を追うごとに、ほんの少ーしずつレベルを上げてきている。
ほんの少ーしだけど。

‘b’と’v’、気にしてるんだね。
積年のコンプレックスを打ち明けられたようで、切なくなったよ。
発音問題としては反則な気もするが、このパターンでまだいくつか問題が作れそう。

‘right’ もね。
苦手を意識しすぎて、一周まわって訳わかんなくなっちゃうっていう自虐ネタ。
“Men to the left because women are always right”というトイレの看板を思い出した。

筆記もリスニングも、登場人物に変わった人がいっぱいなのは、どういう意図なんだろう。
お名前も、受験生たちの世代には馴染みがなさそうなものが多い。
出題者としてはひと工夫して、ひねったつもりかもしれないけど、とにかく「ヘンなヤツー」という印象が残った。
会話がトンチンカンで、そのために解答に迷うことも多々あった。
選択肢があるから、あるいはセンター試験だから、「まぁ求めている答えはこれなんだろう」と思っといてあげるけど、なんとなく気持ち悪いのよね。

こんなヘンな会話でも、当日だけで50万人以上、将来的には“過去問”として、さらに何百万人もが真剣に読み、聞いてくれるんだもんね。
製作者は幸せもんだなぁ。

今回もおもしろみはなかった。
センター試験はあと5年ぐらいで終わるらしい。
最後まで付き合いきれるかしら。

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