Typhoon Usagi

香港に接近中の台風のことが、アメリカでも報じられている(参照)。

日本では「台風X号」と番号で呼ぶが、アメリカではハリケーンなどを名前で呼ぶ習慣があるので、今回の台風も”Typhoon Usagi” と呼ばれている。

「うさぎ」って。
英語では「日本語で”Lepus” のこと」と説明されているが(参照)、当の日本人たちは”Lepus” なんて言われてもわからないから、「ノーノー、イッツ ラビット」と訂正するんじゃないかしら。

これら台風の名前は「台風委員会」(参照)で決められ、加盟国がそれぞれ10個ずつ出しているらしい(参照1参照2)。
アメリカのハリケーン名のようにアルファべット順にはなっていない。
日本の名前は以下のとおり。

テンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシ。

すべて星座の名前…ってことになってるんだけど、実際に名前になっているのは「星座マイナス“座”」の部分なので、ただ不思議な名詞が並んでいるようになっちゃってる。
ニュースキャスターが緊迫した表情で、「カンムリ接近中」「カジキ上陸」「コップの猛威」とか言うのかしら。
ま、少なくともアメリカのニュースではそうなるだろうね。

ていうか「”Tembin”、意味:てんびん座」って、雑だし、強引すぎるでしょ。
それに、他の国はそれぞれ主に自分たちの国らしいものを出してるのに。
「星座は日本のものじゃありませんよ」って委員会で注意されなかったのかなぁ。

リストを見る限り、各国とも適当な名前を自由に出しているように見える。
比較的マジメに気象関係の名前を並べているのはアメリカ、タイ、中国、かな。
でも、日本の名前が「実は星座で揃えてる」わけだから、他の国の名前も何らかの脈絡がある可能性は高いよね。
星座を選んだのは「船に乗る人たちになじみがあるように」(参照)という説がネット上にちらほらあるが、そう思ってリストを見ると、他の国の名前には、湾や海峡の名前、魚の名前、「漁師」なんてのがあるから、「船乗り関係で」というざっくりした通達があったのかも。

ところで、うさぎ座は冬の星座なので(参照)、「台風の名前なのに冬?」と思ったら、10個の星座名は春3、夏2、秋3、冬2と非常にバランスの良い分布になっていた。
これは偶然じゃなく、きっちり決めたんだろうな。
日本ぽい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です