Less is More

“多読・多聴”反対派なので、ついこういう記事が目に留まる。

Why children learn faster with only a few books: Repeatedly reading the same book to toddlers helps them learn new words (参照
『たくさんの絵本は逆効果!? 知育には「繰り返し読み聞かせ」が効果的と判明』 (参照

脳は繰り返しがお好き。
繰り返しやって、癖がついて、ラクにできることが好き。
ずっとそればっかりじゃまずいけど、基礎的な事柄を学習する時期はその方がストレスなく、効果的に吸収できるだろう。

子どもの好きな本を、何度も何度も繰り返し読んであげると、子どもは伸びる。
でも、それでは困る人たちが出てくる。
本が売れなくなるからね。

子どもの成長を無視して、どんどん本を買い与える。
本を書く人も、本を作る人も、売る人も、その周辺の人たちも、みんな助かる。
これは子どもと本の話にとどまらない。
モノを買い与えられ続け、使い捨てに慣れて育った子は、ごく自然に大量消費の習慣を身につけ、興味が転々と移るのに任せてカネを使う消費者になる。

経済というのはカネが大量に高速で回るのを良しとする。
子どもの成長がどうなろうと、人の人生がどうなろうと、知ったこっちゃない。
飽きっぽい子ども、カネ遣いの荒い大人が増えてくれた方が、むしろ好都合なのだ。

読めなくても、意味がわからなくてもいいから、英語の原書をとにかく早くたくさん読む。
そのうち辞書なしで読めるようになるから、それを信じてどんどん読む。
朝から晩までネイティブの英語を流しっぱなしにして生活する。
聞き取れなくてもいいから、とにかく英語のシャワーを浴び続ける。
ある日突然“英語耳”ができあがるから、それを信じてどんどん聞く。

経済のためにはなる。
教育のためにはならない。
少なくとも英語学習にはならない。
ずっと同じことを言ってるんだけどなぁ。

身近な誰かに頼んで、一緒に英語をしゃべって、それを録音して、繰り返し繰り返し聞く。
耳にタコができるほど聞いて聞いて聞きまくる。
聞いたものを今度は文字にして見る、読む。
そこから文法や語彙の学習ポイントを見つけて、集中的に繰り返し学習する。

これを勧めても、誰も儲からない。
たとえ学習効果が高くても、儲からないなら誰もやらない。
というわけで、しょうがないので私がやる。

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