『日本人の英語力』

『日本人の英語力:それを支える英語教育の現状』を読んだ。

本はすべてネット書店で買っている。
興味が偏っているため、いわゆるリアル書店では在庫がないことが考えられる、というのも理由のひとつではあるが、なんといっても私が出不精で面倒くさがりだからだ。

私はウインドーショッピングを楽しめない。
買い物は目的があって、行った店で買える保証があるときに最短時間で済ませたい。
だから書店で「なに読もっかなー」とブラブラするなんてことは考えられない。
もし今日ネット書店も書籍検索も存在せず、本を買うには書店へ出かけていって、店内を歩いて探すという方法しかなければ、私は本を一冊も持っていないんじゃないかとさえ思う。

キーワードや引用、書評、広告などで興味を引く本を見つけたら、すぐに書籍名なりISBNなりで検索して、レビューをすべて読み込んで内容を確認し、買うかどうかを決める。
買うとなったら複数のサイトで価格を調べる。
脳のメモリ容量節約のためにも、その場でさくっと注文して、届くまで忘れておく。
この一連の作業はネット書店でなければ実現できない。

特に日本語の本はアメリカにいるうちに実家宛に送っておいて、帰国した際に初めてご対面となる。
だから「あれ、こんなの買ったっけ?」ということがよくある。
しかし、それは買ったという行為を忘れているだけのことで、本の中身を見ればそれを買ったときの動機や根拠がよみがえるから問題にはならない。
読み始めれば「そっか、なるほど。いかにも私が買いそうだ」と納得するものばかり。

で、『日本人の英語力』。

うーん。
これ、なんで買うことにしたんだっけ?

手に取ってパラパラとめくった時点で、マズイ気配がもうあった。
リアル書店だったら本棚に戻してたな。

この本は雑誌『英語教育』に連載されていた、英語の先生向けのコラムなどをまとめたもの。
第2章『授業の悩みQ&A』には、現場の先生が投稿したと思しき30ほどの質問に、教育委員会や文科省を渡り歩いた著者が回答している。
「どんな宿題を与えたらよいでしょうか」
「授業がマンネリ化していますがどうすればよいでしょうか」
「生徒たちにやる気になってもらうにはどうしたらよいでしょうか」
「授業を成功させるためのコツを教えてください」などなど。
先生たちって本当にこんな質問をするのかしら?と疑いたくなる。
懇切丁寧に回答してあげちゃうのもいかがなものかと思ってしまう。

同名のもう一冊と間違えて買っちゃったのかな。
確認のため、アマゾンのレビューを見直す。
うーむ。
この絶賛レビュー、読んだ覚えがある。

やっぱり私はセンセイ方とは合わないってことかなぁ。
困ったね。

菅 正隆. (2010). 日本人の英語力:それを支える英語教育の現状. 開隆堂.

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