CASEC

英語コミュニケーション能力判定テストを受けてみた。

Computerized Assessment System for English Communicationの頭文字をとってCASEC(キャセック)という。
『英検が開発』ということが、“正確な測定が可能”を保証するかどうかはともかく、まぁとりあえず真面目に作ったものだろうということと、煩わしいトラブルがなさそうだということで、安心して受験することはできる。

何らかの事情でTOEICのスコアを上げなければいけない人にはお勧めかな。
TOEICみたいなものは慣れが重要だけど、何度も受けるにはお金も時間もかかるし、開催日のタイミングもあるので、CASECでリハーサルをしてから臨むといいかもしれない。
パソコンとインターネット環境が整っていれば、自宅で24時間いつでも受けられ30分程度で済むし、試験終了後すぐに結果が得られる。
1回3500円。

内容は…うーむ。
まぁ『英検が開発』だしTOEICも一枚噛んでいるようなので、こういう作りなんでしょう。
ディクテーション(書き取り、というかたぶんスペルのテスト)が入っているのと、アダプティブ(直前の答えの正誤に応じて次の問題の難易度を変えること)が採用されていて手っ取り早いという、運営面以外に新しさは感じられない。

いちばんの問題は、“コミュニケーション能力判定”という試験の名前にあると思う。

TOEICもCASECも最後のCは“コミュニケーション”。
ただしTOEICの本名は、Test of English for International Communicationで、「英語のテスト」とはっきり言っている。
英語検定協会はSociety for Testing English Proficiencyで、まぁ当たり前だけどこちらも「英語のテスト」なのだ。

で、要するに「英語のテスト」の二大巨頭が作った、どう見ても「英語のテスト」の一員であるCASECに、なぜ“コミュニケーション能力判定”を名乗らせているんだろう。
受験する人は惑わされちゃうじゃないねぇ。

それにしてもこういう試験の類がすっかりつまらなくなった。
測るってことに興味がなくなったのかもしれない。

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