NHK文化センターの“実用書道・ペン字”を見学。

朝刊の折込に大学の公開講座など、やたら習い事の案内が入ってるなと思ったら、6月ついたちだった。
ずっとやってみたかった書道とペン字教室が目にとまったので、さっそく電話して翌日見学に行くことになった。

ランチタイムのNHKビル地下レストラン街に、なぜか鎧をつけたおじいちゃんとおばあちゃん2人(=鎧3人)がいた。
なんのこと?と思いながらビルに入ると、おじいちゃんたちと同じ鎧姿の妻夫木くんがあちこちにいる。
そういうことか。
でも、どういうこと?

エレベータで文化センターへ。
受付のおねえさんは感じよく、思ったよりずっとしっかりした組織っぽい。
しかし習い事は担当の先生次第。
雅号というのは性別を含め、何の先入観も持たせない効果があるなぁと思った。

“見学”のバッヂをつけ、おねえさんに案内されて教室へ。
U先生はキリッとしたおばさまだった。

先生の横に座り、生徒さんがひとりずつ順番に課題を持ってくるところを見せていただくことになった。

太筆・細筆・ペン・ボールペンなど、それぞれが自由に選択して課題を書いてくる。
素人目にはみなさんとてもお上手なのだが、先生のアドバイスを聞くと、なーるほどーと思うと同時に、奥の深さや難しさに溜息が出てしまう。

U先生は書かれる文字や手元の美しさもさることながら、教え方がなんとも素晴らしい。
とにかく指摘が的確で説明がわかりやすく、コツを伝えるのがものすごく上手い。

たとえばハネを直すときには、筆を手前に倒すところをやってみせる。
草書では書き順を変えて書きやすくする。
ひらがなのカーブはスピードを見せて、力加減を伝える。
漢字の上下や左右の間の取り方は、例を示して違いを明確にする。
部分と全体のバランスに注意を促す。
細かいところをきちんと褒める。
生徒さんの癖をしっかり把握している。

生徒さんはおばちゃん~おばあちゃんで、きっと全員が先生の大ファンなんだと思う。
見学の私にもみなさんニコニコ話しかけてくださって、「ぜひ入ってください」と声をかけていただいた。

あっという間に1時間半が過ぎた。
授業後、先生にいろいろ伺う中で「長く続けること」というお話があったので、期間限定であることを告げると、「それでは上達は見込めない」とはっきりおっしゃった。
やっぱりそうだよねぇ。
「それでも何かつかむことはあるかもしれないから、そのくらいでもよかったらどうぞ」と言っていただいた。
ベテランの生徒さんからも、「今日先生の横で見ていただけでも違うでしょ?」と励まされた。

というわけで、ほんの3ヶ月だが通うことに決めた。
自分の名前だけでも上手に書けるようになりたいな。

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