Reflection

課題の一部として、カリキュラム・プロジェクトを振り返った。

初日。
まずは教室でひとりひとり理想的なカリキュラム構想を発表し、興味の近そうな人同士が集まって、訳もわからぬままチームを作った。
私は“遠隔教育”でも“社会人教育”でもよかったが、結局“英語教育”のくくりでメンバーに入った。

さっそくその場で第1回ミーティング。
話しているうちに直接教育より教員養成の方がいいんじゃないか、ということになった。
学校の名前はいろいろひねって考えたが、”TESOL Academy”に落ち着いた。
「後で変更してもいいからとりあえず」なんてのは、だいたい変更されないものだ。

いつまでに何をやるかをざっくり決めて解散。
その日の夜からオンラインでのディスカッション開始。
いつを春休みにするとか、誰が何曜日のクラスを持つかとか、どこのStandards(和訳不明)を採用するか、それに伴いロケーションを何州にするか…などを話し合った。
形態としてはウェブサイトを作ることで合意。

並行して各自が授業テーマを考え公示。
メンバーの意見を聞いて具体的に詰めていく。
ちょうどいいタイミングでウィキのワークショップがあったので、メンバーのSと一緒に参加。
途中、Uが脱退し4人で仕事を分担しなければならなくなった。
10月下旬頃の話

ひととおりシラバスが出揃ったところで、学校全体の教育哲学や使命などを考えた。
そもそも中心となる理念に賛同して集まったメンバーなので、意見が対立するようなことはなかったが、いざ文章にしようとするとネイティブでも難しいことがわかった。
ガイジンの私は“言葉選び”では手伝えないので、架空の町の人口統計や生徒の動向などをでっちあげた。

“財源をどこから持ってくるか”がしばらく保留になっていた。
学校の歴史を作っていた時にMが、“国連の教育部門が国際的な英語教育を目指して創設”という素晴らしい作り話を考え出した。
留学生の割合が高いことは資金調達に好都合だし、卒業生が海外に出て行くなら、教員免許の認可という面倒を避けられる。
“共通語としての英語”や“異文化理解”という背骨の理念にも矛盾しない。

学校のモットーは”Serving the Community, Serving the World”(『地域のために、世界のために』ぐらいかな?)。
教育実習の一環として、地域の外国人向けに無料講座や家庭教師派遣を行う。
さらに私が株式会社立を思いつき、資金面での問題はクリア。

その後、M教授から「教員免許が出せないのは弱い」と指摘され、2年前に州の要請を受け“教員コース”を開設したことに。
『来年、教員コースから初の卒業生が誕生します』というコピーは私のお気に入り。

教授陣紹介ではメンバーの学歴と経歴を脚色し、写真入りのページを作った。

その他Curricular Aim(和訳不明)、入学要綱、他コースの授業目録や必要単位なども作成。
クラスでの発表はタイムキーパーのミスで授業サンプルを見せるところがカットされてしまったが、全体的な評判はなかなかよかった。
聴衆とM教授のフィードバックを基に、さらに細かな修正・補強を経て、テクノロジー担当のJがウェブサイトにまとめ、完成。

…ということが全部、たった2ヶ月の間に巻き起こったのかぁ。

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