報道:加害者編

なぜこんなことに…。
関係者は言葉を失った。

容疑者A子の父は大企業役員。
母は専業主婦。
一人っ子で何不自由なく育ったためか、「金銭感覚がなかった」(知人談)という。
「甘やかされて育った」とA子自身も認めるほどだった。

中学ごろから学校をサボるなど、不真面目な態度が目立つようになった。
注意をしても反省は見られず、高校時代の担任は「やればできると発破をかけても、“別にいいんです”と答えた」など、反抗的な様子を振り返った。

就職に失敗。転職、挫折を繰り返し、A子は突然、留学を決意する。
「そんな素振りもなく、驚きました」(当時の同僚談)。
しかしいざ留学が決まると周囲に「行きたくない」と漏らすなど不安定な部分があった。
「何をやるかわからない。理解できないところが多かった」(大学時代の同級生)。

憧れの地アメリカへ。
これまでの人生をすべて白紙に戻したかったのだろう。
しかしA子を待っていたのは厳しい現実。
夢も希望も打ち砕かれた。

言葉の壁。勉強に追われる日々。
「アメリカ人に(英語が)通じない」と悩んでいた。
ストレスを発散させようと仲間が食事に誘っても、断って一人で部屋にこもっていることがほとんどだった。
行き詰ったA子は挑戦的な発言をすることが多くなり、同級生の間で“変人”扱いされるようになった。
最近のA子のブログには「ケンカ」「マイナス思考」といったネガティブな題材が目立ち、「日本に帰りたい」とも書いていた。

最後の望みをかけて海を渡ったA子。
絶望と孤独の末、凶行に及んだ。

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