実習-2

実習の記録、その2。

②Compliments
このトピックは本来2コマ目に予定していたのだが、リスニング用の機材(Computer cart)が時間になっても教室に届かなかったので、急遽差し替えた。

本当の自分のレッスンなら、このくらいのことで動揺したりしないのだが、やっぱり実習は違う。
魔物が棲む。
オブザーバーのH先生にどアタマで、「だからテクノロジーをアテにしててはダメなのよ」と、ちくっと言われてしまった。

気を取り直したつもりだったが、何となく覚束ないまま進行。
飛び入りで(おもしろ半分に)見学に来た友達のS、A、N、Mたちが、「大丈夫、大丈夫」というサインを送ってくれていたのは、相当テンパっていた証拠だと思う。

以下、大反省の内容。

今日のテーマは“褒める”。
TVショッピングを参考に、電化製品の空箱と説明書を使って、グループで実演販売をする。
思いつく褒め言葉をいくつか出させた後、何日間かのQVC鑑賞の末ようやく録った“耐熱容器セット”のビデオを使用。
テレビ通販を利用した経験はないようだったが、みんな見たことはあって反応は上々。

実演の部分を見ながら、“褒め言葉”を拾う。
上級だけあってよく聞き取れているが、ステップアップのためにもう一度見て(cf. i+1)、長めの形容詞(faburous, adorable)などもキャッチさせる。

トラブル発生。
“gorgeous”のスペルが思い出せなかった。

いま思い返せば、ペアでチェックさせている間に生徒のノートにミススペルがあるのを発見していたし、「“ゴージャス”と聞こえたけど書けない」という声も拾っていた。
準備の段階で予想できていたので、あらかじめ手元のメモにもしっかり書いてあった。

にもかかわらず!
黒板の前に立ったら頭まっしろ。
目が泳いでいてメモからも探せない。
“gor…gorgi…ous??”
なんかヘン、と思ったところで、後ろに座っていたNからツッコミがあった。

ビデオの続きを見る。
今度はセリフそのものではなく、プレゼンターの様子を書き取らせる。

トラブル再発生。
“exaggerated”と板書したところで、H先生に何か言われた。
またスペルミス?!と慌てたのがいけなかった。
H先生が何を指摘しているのか聞き取れない。
なんとなくうやむやな感じで流れてしまった。

後で見学者たちにも尋ねたが、結局なんの指摘だったのかわからずじまい。
発音を訂正されたのではないかと思う。

これまた形容詞をたくさん覚えてほしかったのに、たいして引き出すことができないまま、アクティビティに突入。

このへんからようやく落ち着いてきて、生徒の様子がよく見えるようになった。
あいかわらず活発に話し合い、“必ずグループ全員が話すこと”というルールも守って、的確な役割分担をし、褒め言葉やユーモアをふんだんに取り入れて、次々とすばらしい実演を披露してくれた。

私が頼りないから、がんばってくれたのかな。
ありがたいことです。

「実習-2」への6件のフィードバック

  1. オブザーバーいると、必要以上に緊張するよねー。
    あ、緊張は大丈夫だったっけ?
    生徒のチカラを引き出して、いいパフォーマンスができたんだから、よしとしましょ。
    よく工夫してるよ。アイディア賞!

  2. それは大変だったね。しかし、TVショッピングを題材に使うとは、これまた考えたね。本当に面白そう。まだ授業あるみたいだし、そんなに思いつめないでね!今日のブログを読んでいて、なぜかAlbanyでの辛き日々を思い出したよ。

  3. >acha
    いつも前向きなコメントをありがとう。
    今学期は週4-5ぐらいのペースでレッスンプランを作っているので
    “何を見ても教材にしたくなる病”になってきました。日常生活に支障を来たすよ。

  4. >chisaki
    いいなぁ思い出で(笑)。
    タジキスタンの英語教育もおもしろそうだね。また話聞かせてね!

  5. オブザーバーをするときの第一エチケットは、授業中に訂正なんか絶対しないこと。それは、絶対失礼だし、生徒の先生への不信感を募らせるだけで、何のメリットもありません。そのH先生やNさんの行動は間違ってます。大変だったね。

  6. >Satomi
    ありがとうございます。幸か不幸か緊張していてもそうは見えないらしいので
    助け舟のつもりで指摘されたんだと思います。まだまだ力不足です。

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