客室乗務員

いつも使う航空会社。
アメリカ系だからかエコノミー席だからか、乗務員はおばちゃんが多い。

おばちゃんたちはだいたい同じ時代で止まっている感じで、ちゃんと観たこともないのに「“フラッシュダンス”みたいだなぁ」と思う。

さすがベテランなので、仕事はてきぱきとこなす。
笑顔と親切の“まごころサービス”は、期待さえしなければ気にならない。

ひと寝入りして目が覚めたら機内が寒かったので呼び出しボタンを押した。

すると若い兄ちゃんがやってきた。
毛布をもう一枚持ってきてくれと頼むと、「ん~、余分な毛布があるかどうかわからないよ」と言う。
冷房に弱い私はこれまでもたいてい毛布を2枚もらっていたが、昨今の燃料費高騰によるサービス削減かもしれないので文句は言わないでおく。

「寒いんだよね?じゃあ冷房を止められないか交渉してくるよ」。
ちょっと変なことを言うなぁと思う。

しばらくして兄ちゃんが笑顔で戻ってきた。
「冷房を弱めてくれるって」。
いちおうお礼を言う。

その後もあまり暖かくはならずフリースを着込んでしのぐ。

朝食の時間になった。
ワゴンを押して登場した兄ちゃんが、たまたま私の横に止まり、最初にサービスされることに。
「え~とオムレツと…こっちはなんだっけ?」と言っているので、メニューに焼きそばと書いてある旨を伝える。
オムレツをもらう。
それから”Would you like anything besides orange juice?”(オレンジジュースの他にお飲み物はいかがですか?)と聞いてくる。
見ると、確かにカップに入ったオレンジジュースがすでにトレイに載っている。
いいけど質問が長いね。
コーヒーを頼むと、”Sure.”と笑顔で注ぎ”Here you go.”。
お礼を言おうものなら”You’re welcome. Enjoy your meal.”。

他のおばちゃん乗務員たちが”Eggs or noodles?” “Tea or coffee?”でさくさく進んでいく中、兄ちゃんだけ、”I’ve got an omlet and fried noodles. Which would you like?”。
だから長いって。

例の飲み物の質問にアジア系のおじさんがつまづいていた。
「オレンジジュースの他にお飲み物は?」
「…オレンジジュース、プリーズ」
「え?オレンジジュースならカップに入ったものが載っておりますが。ああ、もちろんもう1杯別にということであればすぐにお持ちします。」

悪気はないんだろうけど、英語ギライが増えちゃうよ。

“客室乗務員” への 2 件のフィードバック

  1. あはは。外国人にとっては乗務員さんの質問は、短い方がありがたいねぇ。しかし、オレンジジュースは必須なのか?このお兄ちゃんも、お姉さまたちに鍛えられてソツない対応に変わっていくのかなぁ。

  2. >acha
    あのカップのジュースも初心者にはオレンジゼリーにしか見えないしね。
    日本語学習者が敬語満載の接客用語で自信を失うのと同じで
    “親切心の逆効果”だったなぁ。

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